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このサイトは歯科医院経営を専門に扱っている、歯科医院経営コンサルタントの根本和馬が運営しています。
歯科医院経営超発展術 第2回(創刊配信号)
はじめまして。
私は根本和馬と申します。
私は2年半の間、とある病院でケースワーカー(まぁ何でも相談員みたいなものです)をしておりました。
しかし病院勤務の頃から「医療だろうが、何だろうが、結局利益が無ければ
どんな事業も継続出来ない。だったら、いっその事経営のプロになってやる!」
という気持ちを強く持ち始め、現在はコンサルタント会社へ転職したという
経緯があります。
記念すべき第1回目のメールマガジン発行ですので、タイトルである「我思う」について
説明したいと思います。
私はケースワーカーとして病院で働いていたのは最初に述べた通りですが、
そのケースワーカーとして働く為に取得したのが、
「精神保健福祉士」という国家資格です。
この資格を取得する為に勉強してきた中で「自己覚知」という概念があります。
この言葉に意味は、簡単に申し上げると「自分を知る」って事です。
“自分を知る”って、どういう事でしょうか?
この問いに明確な回答はありません。あなたがご自身で考えて、ご自身なりの回答をお持ちになれば
と良いと思います。
ちなみに私は“自分を知る”=“自分とたくさん会話する”“自分を客観視する”という回答を持っています。
これはどんなシチュエーションでも使う事が出来ます。例えば
嬉しい気持ちになった時→何で自分は嬉しい気持ちになったのか
悲しい気持ちになった時→何で自分は悲しい気持ちになったのか
むかつく気持ちになった時→何で自分はむかつく気持ちになったのか
等、常に自分の気持ちに対して、自分が問うてやるのです。
このような訓練を重ねると、少しずつですが、自分の感情をコントロールする事が出来るように
なります。
嬉しい気持ちになる時は、素直に喜べば良いとして、問題は「悲しい」「むかつく」等の
いわゆるマイナス感情が起こった時に、この訓練を重ねていると、事前に「やばい。そろそろ
悲しくなりそう(むかつきそう)」と自分の気持ちの流れを察知し、その気持ちが過度にならないように
ブレーキをかけることも出来るようになってきます。
そもそも私は「他人を知る前に、まず自分を知る事が大事」という考えを持っています。
言い方を変えれば「他人を知りたいと思うなら、まず自分を知ろう」という事です。
この事から、私は他人(或いは物事)を知る前に、常に自分と会話(「○○について、
自分はどう思うのか」という作業)をする習慣をつけるようにしてきました。
このメルマガは、その習慣に則って、今後取り上げるトピックスについて「○○について、
自分は▲▲だと思う」という形式に基づいて構成されています。
ですから「我思う」というタイトルなのです。
私の勤務していた病院は認知症(以前は“痴呆”と言われてました)を専門に扱う
精神科病院だったので、このメルマガは
「経営」「医療」「福祉」「高齢者問題」等、実に多くの内容を盛り込んであります。
今後、このメルマガを発信する事で、これらの内容について読者であるあなたと共に
深く考えていきたいと思います。
記念すべき第1回目に取り上げるテーマは「“病院”について我思う」です
それではお読み下さい。
医療は“サービス業”です。
先ずはこの事を認識して下さい。
しかし、現実はこのような意識を持っていない職員が殆どです。
それどころか、ご面会の為に来院されたご家族が、Drはじめ医療スタッフと
すれ違う時の姿勢は、
「皆さんのおかげで、ウチの○○は元気になりました!ありがとうございます!」
と平身低頭です。
それに対し、医療従事者の方はというと、おそらく気持ちのどこかで
「そうだ、私のおかげだ」と思っているようです。
少なくとも私にはそう見えました。
でもこれって、おかしくないですか?
だって病院は患者さんがいて初めて成り立つ商売(語弊があるかも知れませんが)
なのですよ。
言い換えれば「患者さん=お客さん」なのです。
例えばあなたがファミレスに食事をしに行ったとしましょう。
言うまでも無くあなたはお客さんです。
しかし食事が済んで会計している時や、トイレに行こうとして従業員にすれ違う時に従業員に対して、
「皆さんのおかげで、ウチの○○はおなかいっぱいになりました!」と言うでしょうか。
逆に怪しまれます。
「医療とファミレスじゃ同じように考えられないよ」とお考えのあなた!
そんなあなたは、既に医療従事者として黄色信号が点滅してますよ。
では医療とファミレスの共通点を考えてみましょう。
何が大きな共通点か、あなたに分かりますか?…。
そうです!
それは「患者さん(お客さん)のお財布から支払われたお金で、事業が成り立っている」という事です。
そんな立派な共通点があるじゃないですか。
“診療している”から“診療させて頂いている”へ。
“看護している”から“看護させて頂いている”へ。
“介護している”から“介護させて頂いている”へ。
“カウンセリングしている”から“カウンセリングさせて頂いている”へ。
職種を問わず意識を変えていきましょう。
医療はサービス業なのです。