根本和馬の 歯科医院経営に役立つコラム

歯科医院経営で大事な事は“傲慢にならない”という事である[2006/07/24]


昨日は弊社主催「歯科医院スーパースタッフ育成セミナー・大阪会場編」でした。

実は今週から大阪→長野→岡山→東京という、無茶苦茶なスケジューリングをしてしまった関係で、私はセミナー途中(中身は終了していて、質問タイム中でしたが)で退席させて頂きました。

大阪会場にご参加頂いた皆様には、きちんとご挨拶しないままに、退席してしまいまして、大変失礼しました。

昨日は悪天候の中、セミナーにご参加頂きましてありがとうございました!

さて、皆様のご存知の通り、今回のセミナーのゲスト講師のお一人に、フリーランスの歯科衛生士として雷名を轟かせている「上間京子先生」がいらっしゃいます。

実は私、今回が上間先生にお会いするの初めてじゃないんです。

あれは遡る事、1年前。私が大阪にある歯科医院で、実習をさせて頂いていた時に初対面を果たしているのです。

当時の私は歯科界の事など、右も左も分からない、ハッキリ言って、素人・コンサルタントですよ。

当時、何件か岩渕のコンサルに同行していました際、ある院長夫人から「素人のあなたの目から見て、うちの医院はどう?」などと、実にあっけらかんと尋ねられたり、ある院長からは「キミは岩渕さんのカバン持ちなの?」など、そりゃ失礼極まりない応対をして頂いたりで、すっかり私の頭の中で

「素人だと思われると、ナメられる」

という考えがバッチリ、インストールされていたので、正直初めて上間先生にお会いした時、

「また素人扱い(実際素人だったのですが・・・)されるのか」

という思いが若干ありながら、ご挨拶させて頂いたのですが、この時上間先生は

「初めまして、上間と申します」

と、私以上に深く頭を下げられたのです。しかも私が入社して間もなかったので、自分の名刺を持っておらず、それを申し訳なくお伝えすると、

「いえ、良いんですよ」と、実ににこやかに対応されて、ご自身のお名刺を私に下さったのです。

この時、私は2つの決断をしました。

その1:いつか必ず上間先生と再会して、この手で自分の名刺をお渡しする

その2:自分が将来ビッグになっても、若者には失礼の無い対応をする

「決断その2」はともかくとして、今回のセミナーで、「決断その1」を達成出来ました。

いやぁ、嬉しかったッスよ。しかも上間先生からは

「あの時と比べると、見違えますね」

とおっしゃって頂きましたし。

ある業界で名を轟かせる程の存在になったり、それこそ「カリスマ」と呼ばれるような存在になると、時に人に対する接し方が横柄になったりするものです。

それこそ、相手が年下であればある程に、そのような姿勢は顕著になってくるものです。

しかし私は確信しています。

真にカリスマと呼ばれる人、真に成功者と呼ばれる人は、どんな相手であっても謙虚に、且つ気品を持たれて接するものであると。

それはもちろん、「相手に対して失礼があってはいけない」というお気持ちがあると思いますが、それと同じ位「どんな相手にも誠意を持って接する事で、自分を“律する”という事を意識しているから」ではないかと、私は思っています。

上間先生の、1年前のあの時と変わらぬ美しい立ち居振る舞いに、

「真に誇り高き職業人」

の姿を見ました。

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